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大分市での大規模火災が想像以上に拡大しています。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今年も乾燥する季節となり、大分の火災を文字通り「対岸の火事」として安穏と見ていられる状況ではありません。
地元の綱島でも、火災が起きてある程度延焼してしまえば、住宅が密集しているため鎮火できる見込みは薄いと消防団員の方からお聞きしてゾッとしたことがあります。
大分市の火災原因が何かはわかりませんが、総務省消防庁が公開している消防白書では年間を通じた火災原因のランキングを見ることができます。
いまだに1位がたばこなのはこのご時世で少々驚きましたが、電気機器をはじめ電気関連の原因項目が5件もあるのが目を惹きました。
電気火災の主な原因としてはショートや半断線、コンセントの金属接触部の変形と過熱、トラッキング、タップの過電流などがあげられます。
そのほかにも東京都の事例として、電動工具の非純正バッテリーが充電中に発火したケースや、コードレス掃除機のバッテリーを誤って傷つけて発火させたケースがあげられており、使用する機会が多い側としては他人事とは思えません。
また、最近では特にスマホのモバイルバッテリーの過充電や衝撃による発火が増えているだろうことは、報道からも明らかに感じられます。
クマの害とは違って火災の防止対策は個々人でも出来ることが多くあります。暖房機器を使い始める前のこの時期に、再度身の回りをチェックしたいと思います。
<引用・参考>
総務省消防庁 令和6年度消防白書
東京消防庁HP 令和7年度版火災の実態(速報)
東京消防庁HP 蒲田消防署>電気火災