
ここ数年、自宅の庭で野菜を少々栽培しています。
毎朝水やりの際にいろいろな変化を見つけては楽しんでいます。
最近いちばん嬉しかったのは、ダメもとで植えてみたインゲン豆が発芽したことでしょうか。収穫し損ねて黄色っぽく熟しすぎてしまったさやを開いて、中の豆をプランターに埋めてみたのです。お手本のような双葉が数日後に頭をもたげて、ひっそりと感動しました。
小学生の頃にも学校の主導で朝顔やらひまわりやらを育てていた記憶があるのですが、大人になった今の方が植物栽培で新鮮な喜びを得られている気がします。植物に限らず、まいた種が芽吹き、健全に育つことは必ずしも当たり前ではないと知ってしまった今だからこそ、素直な成長に驚きとありがたみを感じるのかもしれません。
ちなみに、野菜のおすすめは万願寺唐辛子です。成長が早く、果実に程よい辛みがあり、とれたてを炒めて塩をふるととても美味しかったです。新しい花が咲いているので、第2弾の収穫を舌なめずりして待っています。